どうも、ジョナサン(Twitter:@Johnathan_cbf)です!
私は二回目の休職に入り、
二度の引っ越しをし、
病院も二回変えています。
退職期限は2018年5月頭に控えていました。
今回の記事は、時期的に言うと、
2017年6月~2018年1月末にかけての話です。
2018年1月末に、もう会社に復帰することが厳しそうだと上司に伝えました。
住む場所を変え、病院も変え、
ストレスを限りなく減らした状態に持っていきました。
投薬治療も一通り試しています。
それでも中々症状が良くならず、寛解しませんでした。
今回の記事はその時期についての話を書こうと思います。
この記事はこんな方におススメです。
・うつ病や双極性障害の治療が思うように進まない方
・現在休職中の方
・メンタルの病気に縁がない一般人の方
三者面談の実施
Yメンタルクリニックに転院してから、
①薬の減薬や変更
②抗うつ薬の増量
を試みるも次々と失敗します。
むしろ具合は転院前より悪化しています。
5月半ば頃H先生も「んん~~~」となり、
「今、お母さんと住んでんだっけ?話聞きたいから一回呼んでくれない?」
となり、三者面談を6月半ばにすることになりました。
2017年なんで27歳ですね、
三者面談なんて中学校以来ぶりでしたよ。
13年ぶりですね。
当日になり、私、母、H先生の三人で面談。
まず私が症状を訴えました。
・一日の中でうつになったり軽くハイになったり落ち着いたり、ラピッドサイクラー化してきている
・うつ状態になると気分の落ち込み、何を思い出しても何を考えても嫌な気分になる。死にたくなる
・軽くハイになると人に会いたくなったり、コンタクト取りに行ったりする。
・エネルギーが無い
・混合状態(ゆううつな気分とハイな気分が混じっている状態)
そのうえで、H先生から質問が始まりました。
H先生「ジョナサン君から聞いてるんですけど、DVがあったんですか?」
母「ええ、ありました」
とまあ具体的なDVの内容について説明。
H先生「ジョナサン君って子どもの頃とかすごい落ち着きが無かったりとかしませんでした?」
母「この人の兄が凄い落ち着きが無かったので、兄は病気を疑った時がありました。この人はそういうのは無かったと思います」
H先生「ジョナサン君の子どもの頃の特異な特徴って何かないですか?」
母「割と日本に引っ越すまで(0歳から9歳までシドニーに住んでいた)、どの先生からも過度に心配性だと言われていました」
H先生「ほんと。子どもなのに心配性だったの?」
私「まあ極端に心配性だったし、今もそうだと思います」
H先生「お父さんってどんな人だったの?」
私「自分の意見への執着が異常に強くて、そこから離れられないから話し合いとかが出来ないんですよね」
母「よくドヤ顔で昔秘書を論破して泣かせた話とか聞かせてきました。ただ話とかは上手な方だったと思います。あと最終的に躁鬱病で診断がついてました」
H先生「あー、なるほど。揚げ足とかとってきませんでした?」
母「それは凄いありましたね」
H先生「最近になって注目されてきるんですけど、大人の自閉症とか大人の発達障害ていうのがあって。インテリジェンスとか学歴とかがあっても、抱えてる人が多いんですよ。多分、お父さんも大人の自閉症とか大人の発達障害ですよ。」
母「発達障害って言われると確かにそんな気がしますね」
H先生「躁鬱病もそうだけど、その発達障害の因子みたいのもジョナサン君に遺伝してる可能性が高いかな。やっぱり投薬治療を施してみても中々良くならない患者さんが一定数いて、よくよく話を聞いてみると、育った家庭環境が悪かったり、親御さんも精神病んでたりするケースが多いね。」
私「今後の治療ってどうするんですか?」
H先生「気分安定薬のリーマスとテグレトールがまだ増やせる余地があるから、まずはそっちを増やしていくかな」
母「この人見てるといっつも疲れてて、どうしたらいいんですか?」
H先生「んんんん、私ね、結構な患者数回してるんですけど、そんな疲れないんですよ。コエンザイムQ10飲んでて、プラセボかもしれないけど、それが効いてるのかもしれません」
私「気分安定薬増やして、それでもよくならなかったらどうするんですか?」
H先生「今アメリカではもうデータ取れるんだけど、日本で全然導入が進んでないニューロフィードバックっていう治療法があるんだよ。それをいずれうちでも導入するつもりだから、ジョナサン君もその対象かな」
とまあ、三者面談は終わりました。
コエンザイムQ10は効きませんでした。
ニューロフィードバックはこの面談から1年4ヶ月後からスタートして、毎週やっています。2020年1月現在も続けています。確かに楽になりました。
ニューロフィードバックについてはこちらの記事に詳しく書いています。
www.johnathantbipolar.com
この面談終えて思ったんですけど、
良い精神科医って先生の方から家族含めた三者面談持ち掛けてくれるんですよ。
家族の理解っていっちゃん大事じゃないですか?
精神科分野で三者面談断ってくる先生はやっぱだめですよ。
やっぱ転院する前の先生わかってねーなと今でも思います。
その辺りの記事はこちらです。
www.johnathantbipolar.com
2017年の6月段階で、退職期限の2018年5月頭までに復職出来る気が正直しなかったです。
傷病手当が切れた後、何か受けれる福祉は無いか調べていたら障害年金というものがありました。
年金事務所が一定以上の障害だと認めた人に障害年金というものを支給する制度です。
7月位から本格的に動き始めました。(私は社労士事務所を間に挟んだ)
社労士事務所の力借りても7月8月あたり結構忙しかったんで、
個人の力で申請するのちょっと大変かもしれません。
障害年金の申請についてはこちらの記事に詳しく書いています。
www.johnathantbipolar.com
投薬内容の見直し
色々見直しましたね。
見直したというより、増やしましたね。
下手に減薬すると私の場合、離脱症状が出るので。
一通り試した感はあります。
まあどれを試しても、症状に大きな改善は見られませんでした。
投薬治療を一通り施しても、症状が改善しない人も一定数いるんです。
向精神薬の効果は個人差が非常に大きいです。
結局下記処方に、収まります。
・サイレース錠 (一般名:フルニトラゼパム)2mg×1錠(睡眠導入剤)
・ベルソムラ錠(一般名 スボレキサント) 20mg×1錠(睡眠導入剤)
・リボトリール錠(一般名:クロナゼパム) 1mg×3錠(抗不安薬)
・コントミン糖衣錠(一般名:クロルプロマジン) 25mg×2錠(抗精神病薬)
・テグレトール錠(一般名:カルバマゼピン) 200mg×3錠(気分安定化薬)
・エビリファイ(一般名:アリピプラゾール) 3mg×1錠(抗精神病薬)
エビリファイ (一般名:アリピプラゾール)1mg×1錠(同上)
・ツムラ補中益気湯 5g(漢方薬)
・リーマス錠(炭酸リチウム) 200mg×3錠(気分安定化薬)
・マグミット錠330mg×4錠(下剤)
・セディール錠(一般名:タンドスピロン) 10mg×1錠(抗不安薬)
・レクサプロ錠 (一般名:エスシタロプラム)10mg×2錠(抗うつ薬)
書いてて、俺スゲー薬飲んでんなってなりました。
11種類この時点で飲んでますね。
こんだけ飲んでても(こんだけ飲んでるからか?笑)症状が改善しない人がいるんです。
当時の症状
ベースは双極性障害のうつの症状が強くて、時々躁状態(数時間程度)になる感じでした。また、両方の状態が混ざってる混合状態もありました。ざっと症状をまとめると下記の感じです。
- うつ状態になると極端にネガティブになったり、ゆううつ感、落ち込み、何を思い出しても何を考えてもうつになる、希死念慮、気分の悪さ
- 気分が良い時に人に連絡を取りたくなったり意欲が上がる
- 一日でうつの波が何回も来る
- 自分のことを過度にくずだと思ったりダメだと思ったりする
- 日によってうつ症状が変わる
- 気分が興奮したり、高まることがある
- 焦り、イライラ
- 寝起きのゆううつ感
- うっとおしい気分
- コロコロ気分が変わる
- 気分が一日の中でごちゃごちゃになる
- 過去のことばかり考える。過去のある出来事思い出して、うつになってそこから離れられない(過去のフラッシュバック)
- 散歩の距離無理して伸ばすと、その反動でしばらく散歩できる距離が著しく短くなる
- 衝動的に人に連絡を取る
- 肩や首筋が疲れると痛くなる
- 非常に疲れやすい
- 意見が体調に合わせてコロコロ変わる
まあ一般人の方から見たら、ただの頭おかしい人ですよね。
でもこういう人も表に出てこないだけで、一定数いるんですよ。
後、我ながら良く生きてたなって感じですね。
医師から「投薬治療はもう限界かもね」と言われる
もう少し先の話(会社退職して以降の話)になるんですけど、
もう何種類かの睡眠導入剤や抗うつ薬を試しても症状が改善しませんでした。
「投薬はもうジョナサン君の場合限界かもね、何せ薬の効き目とか症状って個人差あるからね~」とH先生から言われました。
私「え?じゃあどうしたらいいんですか?」
H先生「まあニューロフィードバックの導入を待つしかないかなあ」
結果待ちに待ってニューロフィードバックを実施して、
確かに症状は軽くなりました。
2017年の9月に社労士事務所通して、障害年金の申請をして、
2017年の12月に申請が通りました。
3級の一番下の階級です。
申請をして思ったのですが、
障害年金は大体傷病手当が切れる半年前位から、申請に向けて動き始めるのがベストかなと個人的には思います。
傷病手当と障害年金同時に受給できるのですが、
障害年金分の額が傷病手当減っちゃうので、
提出書類とか何かとあって面倒でした。
健常者に伝えたいメッセージ
ストレス減らしても、投薬を一通り施しても良くならない人がいる
遺伝的要因や、本人の生育環境や、本人の元々持ってるストレス等への脆弱性が複雑に絡み合って、精神疾患へのなりやすさが決まると言われています。
まあその三つの要因全てビンゴだったのかもしれません。
薬が効きにくい体質というのもあったのかもしれません。
私は症状が中々良くなりませんでした。
症状がこじれた双極性障害になったしまったんです。
ストレスを限りなく減らして、薬も一通り試しても、寛解しないうつ病患者や、双極性障害患者や、統合失調症患者が一定数いるってことを健常者の方へどうか理解をお願いしたいです。
精神疾患持ってても一見元気に見えること
よく言われてそのたび、イラっと(まあ言ってくる人にも言い方にもよりますが)くるんですけど、「思ったより元気そうでよかったわ」とか「声元気そうじゃん」とか「普通に元気そう」とか。
全然元気じゃないですからね!!
上記に書いてある症状読んでくださいよ。
やばいですよ。
ただなぜかはたから見ると元気に見えちゃうんですよ。
流石に友だちが自分に会いに来てくれたりする時は、少し無理して元気な感じ装いますよ!だってわざわざ会いに来てもらってるのに、素の症状のまま話すのも申し訳ないじゃないですか?
本当に症状ヤバい時はもう隠しようがなくなるけど。
精神疾患持ってても、一見元気そうに見えたりする人もいるってことをどうか健常者の方にご理解頂きたいです。
「お前ブログ書く余裕あんなら障害年金とか受けんなよ」とか言わないでください
言っときますけどこっちだって今の体調でギリギリ出来る仕事でブログ選んで、一日数時間とか記事書いてるだけで限界なんですよ。
なんとか生活保護とかに頼らず、自立して生きていきたいんですよこっちだって!
だって生活保護とか受けだしたら今度はそれはそれで叩かれるわけでしょ?!
障害年金受給してなかったら、今頃生活保護受給してた可能性だって高いし、
利用できる福祉は利用させてくださいよ。
こっちだって好きで病気やってるわけでも、仮病なわけでもないんだから。
どうか応援とご理解の程お願いいたします。
発達障害に関してはこちらの記事で触れています。ご参考までに。
www.johnathantbipolar.com
また、精神疾患患ってる人が受けられる福祉サービスはこちらの記事にまとめています。こちらの記事もご参考までに。
www.johnathantbipolar.com
この記事が誰かの参考になりますように。。。
それでは!