どうも、ジョナサン(Twitter:@Johnathan_cbf)です!
今回の記事では、自死しようとしている人へのメッセージを書こうと思います。
現在自死しようとしていて、この記事読まれてる方、何かの縁だと思いますので、どうか最後まで読み切ってから自死するか判断して下さい。
自己紹介をさせてください。
現在30歳の男性で、双極性障害の治療中のため無職です。
東京育ちで、過去会社員をやっていました。
2012年入社でいきなり大阪支店に配属され営業をやっていました。
2014年1月~9月まで当時の診断では、うつ病性障害で一回目の休職に入りました。
東京本社で営業事務職として復帰したのですが、
2015年11月~2018年5月まで再び休職をし、そのまま退職しました。
最初は反復性うつ病性障害と診断されていたのですが、
その後引っ越しをし、2回転院をして、診断が躁うつ病に変わったり、適応障害に変わったりしながら、2017年3月頃正式に双極性障害の診断になりました。
それ以来双極性障害で落ち着いていて、双極性障害の治療中です。
初めからずーーーっと双極性障害だったという線も濃いのですが、
一応当時の診断ではうつ病性障害だったため、うつ病も経験しております。
投薬治療を2016年4月頃に(遅ればせながら)開始して、
それ以降ずっと投薬治療を続けています。
自死しようとしている人へのメッセージってあらゆる観点で難しいんですよね。
まず、自分を思い返してみてもそうなんですけど、自死したくてしたくてしょうがない時期って、誰からのアドバイスも心に響かないんですよね。何言われても響かなかったし、死にたい願望が一向に収まりませんでした。
かくいう私も自死経験者です。厳密にいうと、自死しようとして失敗して、幸か不幸か現在生きています。
その時の経験から言えるメッセージとか後で書きますね。
この記事はこういう方にオススメです。
とりあえず最後まで読んでください!
私が自死しようとした時
上記の自己紹介に書いてあるんですけど、2015年11月頃からずーーーーーーーっと激しい希死念慮や、激しいゆううつ感、落ち込み、過去のフラッシュバック(ある過去の出来事を突然思い出して、自分がやったり言ったりしてしまったことを思い出して、自責する、その記憶から離れられない)等に苦しんでいました。
症状が少し軽くなる時もあったのですが、うっすら希死念慮は常に付きまとってました。
投薬治療を受けても症状に大きな改善は見られませんでした。(投薬内容の見直しはやり切りました)
担当の精神科医からも、「投薬治療は頭打ちかもね」と言われていました。
2018年10月頃から、ニューロフィードバックという投薬治療以外の治療を受け始めました。
ニューロフィードバックについては、詳しくはこの記事に書いています。
www.johnathantbipolar.com
確かに、ニューロフィードバックを受けたその日は症状は軽くなったのですが、効果は続きませんでした。
2018年11月、12月もう体調的に限界を迎えていました。
3年間激しいうつ症状や、双極性障害のラピッドサイクラーや混合状態に耐えていました。
もう本当に限界でした。
それでも私は気が小さいため、自死することが出来ませんでした。
症状に苦しんでる中でも、月に1日か2日は症状がほとんどない日もありました。
2018年12月の頭だったかな?
症状がほとんどない日がありました。
割とスッキリした気分の日でした。
「このまま生きてても、どうせ生活保護とかになるだけだろうし、もう生き続けるのめんどくさくね?そこまでして生きるのめんどくさいわ」と自問自答して、もう命を絶つことにしました。
何もかもがめんどくさかったのを覚えています。
ネクタイでハンガーに吊るして、首つりました。
2分位経った段階で、「苦しい・・苦しい・・このまま逝けるか・・」となってました。
丁度そのタイミング位でネクタイがブチブチ言って千切れました。
結果自死は失敗。
再度チャレンジする気力もなかったため、そこでは一旦終了となりました。
自死しようとしたことを担当の精神科医に報告
まあ上記の行為のあらすじを担当の先生に報告しました。
とにかくなにもかもがめんどくさかったのと、
生活保護受けてまで生き続けるのもめんどくさかったことを伝えました。
先生からは普通に怒られました。
言われたことは、「生活保護受けることになるかもしれないけど、症状はいつか必ず良くなるから、そこは耐えなきゃダメだよ!」でした。
「本当に症状良くなんのかよ」と心の中で思ってました。
その後
その後、2019年2月位からですかね?
ニューロフィードバックの効果が20回位やってから定着してきました。
確かに激しい希死念慮や激しいゆううつ感からは解放されました。
一日中死ぬことばかり考えることも無くなりました。
2020年3月現在、凄い疲れやすかったり、エネルギーが無かったりとかは一向に改善されてませんが、精神症状は自死しようとした時と比べて大分軽くなったと感じます。
希死念慮が強くなることも過去のフラッシュバックが襲ってくることもありますが、
自死を試みた時期ほどではないです。
確かに先生の言う通り症状は良くなりました。
今は、自死しようとしていた時期と違って、将来生活保護を受けて生き延びることに抵抗もないし、積極的にそういう手段を使ってでも生きる方向で考えています。
この経験を振り返って
自死しようとする前に、誰かにひと声かけてもよかったかな、とは思います。
別に親友とか家族とか先生とか恋人とかじゃなくても良いと思います。
この人だったら話聞いてくれるかなって人に、「自死をしたい思い」をひと声電話でかけてたら、また違った結果になってたのかなと思います。
あとやれることやり切ってなかったなと思います。
元々ニューロフィードバックは受ける前から、30回1クールで、最低30回はやらないと効果が出ないと言われていました。
にも関わらず、8~10回程度やって「もうこれじゃ多分ダメだ」ってなって自死しようとしました。
最低30回って最初から言われてるんだったら、そこまではやり切っておかないといけなかったなと今になって思います。
自死しようとしている人へのメッセージ
「死ぬな」とか「残された人が悲しむ」とかそんな浅はかなことは言いません。
どうせ言っても響かないでしょ?
自死しようとする前に誰かにひと声かけて下さい
上記で書いたことの繰り返しになってしまいますが、
誰でもいいです。ひと声「自死をしようとしていること」を伝えてください。
多分普通の人だったら説得なり止めに来るなりしてくると思いますよ。
そしてその説得は多分あなたの心に全く刺さらない可能性も高いです。
でも自分のことを気にかけてくれている人がいる、っていうことだけでも少し心が軽くなると思います。
やれることはやり切ってますか?
例えば職場環境が合わなくて、精神病んでて、自死しようとしている場合、やり残してること沢山ありますよ。
配置転換を申し出たり、もうその体調ですら無かったら休職したり、退職したり。
休職する方法は下記の記事で詳しく書いています。
私なんか2回も休職して逃げてますから!(笑)
一回目の休職に入るための手続きはこちらの記事に詳しく書いています。
www.johnathantbipolar.com
二回目の休職に入るための手続きはこちらの記事に詳しく書いています。
www.johnathantbipolar.com
勤めてる会社の規模が小さければ小さい程退職しづらい、というのは私も友達を見てて痛感しました。
でも今、退職代行とか弁護士通じて簡単に退職できます。
また、休んでて投薬治療も受けててって人へです。
投薬内容の見直しはしましたか?
担当の精神科医が合ってない場合、転院はしていますか?
投薬内容の見直しもして、転院もして、それでも自死しようとしている方は、
費用は少しかかりますが、投薬治療以外の治療を試みてください。
精神病んでて働けなくて、経済的に困窮している方へです。
生活保護があります。
世間での生活保護への風当たりが強いから、生活保護を受けることへの抵抗を感じてしまうことは理解できます。
私もそうでした。
ただ、自死しようとしているレベルに病んでる人とかに用意された制度なわけですから、
利用しない手はないと思います。
生きたいのに生きれない人達が大勢いることを忘れないで欲しい
精神疾患って、まあ脳のガンみたいな病気ですよね。
でも放っておいても、自死さえしなければ生きていける病気ですよね。
一方で、生きたいのに生きれない病気もあります。
私は高1の時に高2のいとこが白血病で亡くなりました。
本人は本当に生きたかったと思います。
でも病気のせいで死んでしまいました。
昨年山本KID徳郁もガンで亡くなりました。
あれほど強かった山本KIDを殺してしまうガンという病気の恐ろしさにひれ伏しました。
恐らく山本KIDも生きたかったけど死んでしまった人の一人だと思います。
生きたいのに死ななければならないタイプの病気で苦しんでいる人が大勢いることを忘れないで欲しいです。
私は、自死することばっかり考えてた時期に、白血病で亡くなったいとこが夢に出てきました。
「今死ぬのは、怠慢だ」と夢の中で言われました。その通りだと今になって思います。
少し酷な言い方になりますが、症状に耐えてください。
いつか必ず良くなるとは私の口からは保証できません。
それでも、いつか良くなることを信じて耐えてください。
5年後かもしれないし、10年後かもしれないし、もっと先かもしれないけど、
いつか笑って自死しようとしていた自分を思い出せる日が来るかもしれません。
それを信じて生き延びてください。
最後に
あえてあんまり長い記事にはしませんでした。
友達も家族もいない方は、一言このブログにコメント残して頂ければと思います。
その時このブログがまだ生きてれば、対応します。
一応このブログ専用のツイッターもやっていて、
@Johnathan_cbf でやっているので、そっちからでもコメントかDM下さい。
あなたの心に刺さることは多分言えません(自死しようとしている人には多分何言っても通じない)が、話だけでも聞きます。
自死しようとしている人が一人でも多く、この記事を読んで踏みとどまってもらえることを願って止まないです。
それでは!