2022.2.14更新
毎度です!ジョナサン(インスタグラム:@mayo_english_gram、Tiktok:@mayo.cbf)です!
今回の記事では、TOEICがいかに無駄で無意味な資格試験かの理由を帰国子女である私が直々に解説します!
自己紹介させてください。
31歳男性で、双極性障害の治療中で、フリーランスで中学生や社会人相手に英会話を教えています。
父の仕事の都合(オーストラリア資本の物流会社に勤務。そのためシドニーに駐在。)でオーストラリアのシドニーで生まれ、9歳半まで育ちました。
小学校4年生の2学期に日本に帰国。
帰国子女枠でお茶の水女子大学附属小学校に編入しました。
私の英語力なのですが、所謂欧米ネイティブのレベルと同等ではないですが、普通には話せます。
TOEICだと955点です。
ご興味がありましたら、ご参考までに!
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これからTOEIC関連の記事を書いていくつもりですが、
まずTOEICという資格試験の本質をえぐり出したいと思います。
私は上記で書いている通り、TOEICでは955点を叩き出しています。
結構ハイスコアですよね?周りの知ってる人で私以上の点数の人まだ見てないです。
そんな私から断言できることは、
TOEICはマジで無駄で無意味な資格試験です。
その理由や実際に無駄で無意味に感じたエピソードを以下解説致します。
この記事はこんな方にオススメです。
TOEICが無駄で無意味な資格試験と私が考える理由
TOEICの点数と「英語を話せる能力」が必ずしも比例しないから
私のTOEICの点数の変遷を大分恥ずかしいのですが、公開しますね。
①840点(大学3年生の初め頃)
②860点(大学3年生の就職活動期)
③880点(会社に入社して間もない頃)
④955点(会社に入社して4年目)
過去記事で書いているのですが、私は帰国子女の中でも、ちょっとレアケースで、
9年間程まともに英語を話していなかったら、「英語を話せる能力」を一度ほぼ完全に失いました。
その後、色々取り組んで、元の水準には戻りませんでしたが、半分程度は取り戻せました。
帰国子女の私が9年間の空白で失った英語力を取り戻した方法を公開!
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この記事に詳しく書いてますので、合わせて参考にして下さい。
さて、上記の①~④の点数の変遷の中で、①~③はTOEICの勉強は一切しませんでした。④の955点を叩き出した時だけ、しっかり勉強しました。
上記の①~④の点数の変遷の中で、一番「英語を話せる能力」が高かったのは、実は955点を叩き出した④ではなく、880点の③なんですよね。
私は入社4年目まで(海外出張とかしましたが)業務の大部分を日本語が占めていて、
プライベートでも日本人といることが多かったため、③→④に至るまでの3年半位で「英語を話せる能力」はまた錆付いてました。
それでも、955点を叩き出せた理由は単純に「TOEIC対策」をしたからです。
何となく私が言わんとしていることお分かり頂けてますでしょうか?
TOEICは「英語力」というより、「TOEIC力」を計る資格試験だから
まあ上記にも書きました通り、ただ単純に「TOEIC対策」をしたため、
「英語力」は入社してからの3年半で衰えているにも関わらず、955点を叩き出しました。
「TOEIC対策」をした上で、TOEICを受けて、ハイスコアを叩き出して思ったのが、
TOEICは「英語力」より「TOEIC力」が重要なんだなと感じました。
「TOEIC力」とは何か具体的に言うと、小手先のTOEICのためのテクニック、TOEICの出題傾向を掴んで問題演習を大量にすること(特にReadingのパート)、当日の試験問題との相性、集中力含めた当日のコンディション、等です。
本質的な大切な「英語を話せる能力=英語力」より、「TOEIC力」が重要な資格試験って凄い無駄で無意味だと思いません?
TOEICのスコアアップが目的になってしまいがちだから
英語力を計るためのTOEICの試験で本来はあるはずなのに、多くの人はTOEICのスコアアップが目的になってしまっています。
まあ上記で書いたところのTOEIC力の向上に時間を費やしている方が多いこと多いこと。
大学の頃同級生で、TOEICの勉強に何年も費やしている人達を見て、この上なく、無駄で無意味な資格試験だなと思ってました。
TOEICの勉強をしても「英語を話せる」様にならないから
TOEICの勉強をしてても、基本的にReadingとListeningの勉強しかしません。
自分から英語を発する勉強は必要とされません。
ですので、いくらTOEICの勉強をしても「英語を話せる」様にはなりません。
TOEICの点数、純ジャパの友達で700点台とか取る人とか、普通にそれだけ努力したって言う意味では凄いなって思ってたんですけど、「でもそれで英語話せる様になってないんじゃ意味なくね?お疲れ様だね」って言いたくなりました。
TOEIC700点台取って、「TOEICの勉強しても英語を話せる様になるわけじゃないから、これ以上はやらない」って言ってた友達は頭良いなと思います。
TOEICが無駄で無意味な資格試験と私が感じたエピソード
額面上のTOEICの点数だけで、勝手に英語力を判断される
TOEICの点数と「英語を話せる能力」が必ずしも比例しない事を上記で書きましたが、
多くのTOEICの本質を理解していない日本人(純ジャパ、留学生、帰国子女含め)はそこを理解していません。
私は、就職活動していた際のTOEICの点数が860点で、履歴書にもそう書いていました。
多分その点数だと、帰国子女って肩書があっても軽く見られるんでしょうね?
入社した会社に、まだ内定者の段階でいた頃に配属面談がありました。
「お前の英語そんな大したことないだろ」みたいな臭いを感じさせる感じで、
人事の採用担当が「ジョナサンさんは何か今英語力を伸ばす勉強をされてるんですか?」とか聞いてきて、不愉快な気持ちになりました。
他にも、入社して部署に配属されてからも、部署の部長(TOEICの点数が700点台だったらしい)から、「こいつTOEIC860点やろ。大したことないやろ」とか言われて、凄い腹立ったの覚えてます。
それでも海外出張の時に私が中心になって、外人との交渉に当たってた事を知ってから思いっきり手の平返してきたのも、凄い腹立ちました。
「俺のTOEICの点数が800点台なのはTOEICの勉強一切してないからだっつーの!(それがいけないのかもしれないけど・・・・)」
無駄で無意味なTOEICの点数でマウントの取り合い
就職活動の時なんか凄かったですよ。
TOEIC厨の多いこと多いこと。
就職活動って結構説明会の時とか、隣の席の人とかと会話するんですけど、
「私はTOEICXXX点で~」とか言ってるの何回も聞いて、
「お前のTOEICの点数なんか聞いてないわボケが!」って思ってました。
逆に860点て点数見て、凄い好奇の目で接してくるDQNとかもいましたね。
いきなりTOEICの点数聞いてくる人とかいたし、
まあ会社入ってからも似た様な経験ありましたね。
本当世の中結構偉いポジションにいる人でもTOEIC厨の人って多いんですよね。
帰国子女で英語が話せてもTOEICの点数が900点を切ってると軽く見られる
だから、TOEICの点数と「英語を話せる能力」が必ずしも比例しないっつーの!(笑)
会社の同期で大学の頃1年程留学してた同期にもTOEICの点数とか聞かれて、「860点位かな~」とか言った瞬間に何か軽く見られてた感があったのを覚えてます。
彼は900点台だったらしいのですが、「お前がTOEIC900点台なのはTOEICの勉強ちゃんとしてるからってだけで、俺より英語話せる根拠にならないだろ?!」って思いました。
他にも一緒に就職活動してた友達から「帰国子女だったらTOEIC900点は超えてて欲しいよね~」って言われました。
お前らどんだけTOEIC至上主義っつーかTOEIC厨なんだよ(笑)
とはいえ、一定以上英語が話せる人は、TOEICの点数も一定以上であるのは事実
とまあこんだけTOEICをこき下ろしましたが、
TOEICの点数で「英語を話せる能力」を正確には計れないけど、
大まかに計ることが出来るのも事実としてあります。
一定以上のレベルで英語が話せる人は、TOEICの点数も800点台は取ってきます。
逆に、一定以上のレベルで英語が話せる人で、TOEICの点数が600点台とか700点台の人は見たことありません。
矛盾してしまいますが、逆に、TOEICの点数が一定以上取れてるのに英語が話せない人が少数ながらいるのも事実です。
友達でTOEIC900点以上だけど、英語全然話せない人います。
会社の後輩でTOEIC800点台だけど、英語話せない子もいました。
英語が話せる様になりたいなら英会話の勉強をしましょう
ここまで読んで頂ければ、いくらTOEICの勉強をしたところで、「英語を話せる」様にはならない事をお分かり頂けたかと思います。
英語が話せる様になりたいなら英会話の勉強をしましょう!
私自身がオンラインで英会話のレッスンをしています。
ご興味ありましたら、読んでみて下さい。
www.johnathantbipolar.com
最後に
TOEICは本当に無駄で無意味な資格試験ですが、それでも今なお就職活動、転職活動、社内での評価に最も使われている英語の資格試験というのも一つの事実です。
勉強するなら、短期集中でいきましょう。年単位かけて勉強する資格試験ではありません。
この記事が誰かの参考になりますように。。。
それでは!