はいどうも。ジョナサン(Twitter:@Johnathan_cbf)です。
今回の記事では「うつ病になりやすい人」について私なりの切り口で書いていこうと思います。
まず私の自己紹介。29歳男性です。
現在双極性障害の治療のため、無職です。
過去会社員をやっていた経験があり、
2回休職しています。
1回目の休職はうつ病で診断が出ました。
2回目の休職は反復性うつ病性障害で最初は診断が出ていましたが、
躁うつ病に変わったり、適応症障害に変わったりしながら、双極性障害の診断が下り、今に至っています。
ずっと双極性障害だったという説も濃厚なのですが、
一応うつ病で診断が出ていたのでうつ病を経験したこともあります。
ちらほら周りでうつ病になったりパニック障害になったり、統合失調症を患っている方々がいます。
双極性障害だけは私以外だと現時点ではいないかな。
うつ病から復帰出来てる人もいれば、私の様にまだ療養中の人もいます。
色んな人がいるのですが、うつ病になった人ってやっぱりよく見ると共通点がいくつかあるんですよね。
その共通点について私なりの見解を書いていこうと思います。
反論とかあれば、コメント下さい。返します。
この記事はこんな方にオススメです。
- メンタルの病気とは一見関りがなさそうな方
- うつ病の方
- 身内や親しい友人がうつ病になった方
- うつ病になりやすい人を知りたい方
うつ病になりやすい人①血縁者にうつ病になった方がいる人
これね、うつ病に限らず双極性障害でも統合失調症にもどの精神疾患にも当てはまる第一の共通項だと思います。
遺伝するんだと思います。
高校の時、同じ部活でうつ病になって、留年して退学した同期がいました。
まあよくよく話を聞くと、お母さんも若いころにうつ病になったことがあると話してました。
他にも、オーストラリア人と日本人のハーフの友達の弟で(一応何回か会ったことはある)、高校の時にいじめが原因でうつ病になった子がいました。
やっぱり話を聞くと、お父さんがどうもその気がある方だったらしいです。
そのハーフの友達が3兄弟なのですが、長男もパニック障害発症して、仲の良い次男もパニック障害発症してました。社会人になってからの話なんですけどね。
10代とか比較的若いころにうつ病になっちゃう人はやっぱり遺伝要因大きいのかなと思ってしまいます。
私は双極性障害なのですが、父親も双極性障害です。
父に聞いた話なのですが、父方の曾祖母(私が生まれた時には亡くなっていた)が元々季節性のうつ病持ちだったらしいです。
また、高校の部活の先輩で統合失調症を発症して入院経験もある先輩がいるのですが、(今は寛解してる)、話を聞いたら叔父が元々統合失調症だったと仰ってました。
うつ病になりやすい人②複雑な家庭環境で育った人
これも結構うつ病になった人で知ってる人見渡すと当てはまる共通項かなと思います。
上記で書いた、部活の同期の子も小さいころに両親が離婚(姉がいた)、血が繋がってない新しいお父さんとお母さんが再婚して、種違いの弟がいました。
私も過去記事では触れているのですが、父親が元々DVする人で、紆余曲折を経て肉体的なDVはしなくなったのですが、精神的なDVはずっとしていました。複雑というか割と劣悪な家庭環境で育ったと思います。
女の子の友達で社会人になってからうつ病発症した子も、元々家庭に難アリで、父親がモンスターの様な人で、高校生の頃既に不眠があって睡眠導入剤飲んでいたと言っていました。
上記の統合失調症の先輩も、母親が結構くずな人で男作って家出て行ってしまったと言っていました。(5人兄弟と子どもの人数も多いのに)
社会人になって一番最初にうつ病になった友達も、父親が凄いくずで一緒に住んでいるのがストレスだったのと、お母さんとギャンギャンやりあってるのがうつ病発症させたトリガーの一つだったと言っていました。
うつ病になりやすい人③ストレス耐性があまり強くない人
複雑な家庭環境で育った人程、ストレス耐性が強くない人が多いイメージがあります。
よく「健全な精神は健全な肉体に宿る」と、言いますが、私の持論は違います。
「健全な精神は健全な家庭に宿る」が正しいと思います。
特にスポーツとか何もやってなかった人とかでも、ストレス耐性強い人います。
逆にスポーツとか打ち込んでたタイプでもストレス耐性弱い人もいます。
学生時代とか見てて、この人あんまりストレス耐性強くないな~とか思ったり、いつかうつ病とかになりそうだなこの人って、ほぼ100%社会人になってからうつ病になっています。
私のスカウター結構凄くないですか?自分も病気になったのに(笑)
例えば、アルバイトとかしてて、すごいバイト先の愚痴とかこぼしてた人って見てて、「バイトごときでそんなストレス溜まんのか?逆にバイトごときでそんなストレス溜まるんなら、やめちゃえばいいのに」って思ってた人が何人かいました。自分のバイト先じゃないですよ。
案の定、社会人になってからうつ病発症してました。
あと、これは自分にも当てはまるんですけど、例えば大学受験の時とかたった8ヶ月位じゃないですか?ガチで勉強するのって。
それですごい凄いストレス感じたり、(私は受験勉強のストレスとかプレッシャーで難聴に一時なりました)、浪人生活とかはちょっと無理だわって言ってた友達(自分含め)は社会人になってからうつ病発症してました。
うつ病になりやすい人④根が真面目な人や几帳面な人
不真面目だったりめっちゃいい加減な人ってうつ病なるイメージってあんまないし、
周りでうつ病含め精神病んだ人もそういう人はあまりいませんね。
私自身が根が真面目で几帳面(だと自分では思っている)なのでわかるのですが、
根が真面目だったり几帳面だったりする時点で一般人よりストレスかかってるんですよね。何もしてなくても。
ストレス耐性の強さに繋がるのかもしれないですけど、
根が真面目な人ってストレスとか負荷かかった時にそれを真に受けちゃうというか、
流すのが下手なんですよね。ストレスをため込みやすいです。
几帳面な人もうつ病とかなりやすいですね。
時間とかきっちり守ったり、金銭面の管理とか細かかったりする人多いイメージです。
上記に書いた、社会人になってから一番最初にうつ病発症した友達は学生時代ほんっと細かかったです。待ち合わせとかして、分単位で遅刻すると怒られるし、割り勘とかして50円とか多く払われるだけで後日回収されてました。
流石に本人もそういうのがうつ病発症のトリガーになったと気付いたのかしりませんが、もうそういうことはしなくなりました(笑)
うつ病になりやすい人⑤根暗な人、自己肯定感が低い人
やっぱり根アカな人はうつ病なりにくいですよ。(それでも職場環境によってはなる人はなるので後述します)
複雑な家庭環境で育ったり、親がヤバい人だったりする人で自己肯定感高い人見たことないですね。
根暗な人とか自己肯定感低い人って、やっぱ考え方にクセがある人が多くて、(自分含め)、どうしても物事を前向きに捉えないというか、常に後ろ向きな人多いし、他人の肯定感も低いイメージです。
だからあんまハッピーな感じな人で、根暗な人とか自己肯定感が低い人っていないですよね。
書いてて思ったんですけど、うつ病になりやすい人って、いくつか共通点あるじゃないですか?複雑にその共通点が絡み合ってるが故に、(一つの共通点が別の共通点を生み出している)、やっぱりよりなりやすくなっちゃうのかなって思います。
うつ病になりやすい人⑥ちょっと要領悪い人
これもちろん自分含めての話ですよ。
上記で高校の部活の同期がうつ病で退学した話書いたじゃないですか?
彼凄い頭良いんですけど、練習とか一緒にしてて「こいつあほか?」って思う位要領悪かったんですよね。
剣道部だったんですけど、合宿とか最初の素振りとかから飛ばしてたらもたないんですよ。大体練習の最後の方に一番きついメニューがあるんですね。
んで、2年生位になると力の抜き方とかもわかってくるんで、一番きついメニューまではちょっと手抜いて力を温存しとくもんなんですよ。
んでその子ときたら、いちいち最初の素振りから飛ばすし、中間地点の練習メニューでも飛ばしてて、一番きついメニューの頃にはもう力使い果たしてて。。
合宿だけじゃなくて、普段の練習も結構ハードだから朝練とかは無かったんですけど、その子だけ朝練やってて。軽く素振りするくらいにしとけばよいのに、すり足で道場ダッシュで往復してタイム計ったりしてましたね。それも毎日。練習終わって家帰ってからも、筋トレとかしてて。。。
そりゃもたないですよ。
体力ある人だったら別だけど、彼明らか体力無いジャンルに属する人だったんで。
あの子は要領悪かったなって今になっても思います。
他にうつ病なった子もちょっと要領悪かった子が多かったかな。
ペース配分が下手というか。
うつ病になりやすい人⑦責任感強い人
何度も部活の同期の子の話になって申し訳ないんですけど、
彼がいわゆるTHEうつ病になりやすい人だったんで。
まあ体調を崩してしまい、学校来れなくなっちゃったんですよ。
うつ病の治療に専念という形で。
練習試合とか公式試合の日程とか送ってた私たちもいけなかったんですけど、
本人無理して応援に来るんですよ。。。
一回具合悪いのに無理して応援に来たんですけど、
突然うずくまって「寒気がする」っていってぶるぶる震えだして、
その場では帰させました。
帰宅後、義理の父親にぶん殴られたらしいです。
でも責任感ちょっと異常に強くないですか?
私の話をすると、例えば私大学4年生位から筋トレ始めて、
社会人になっても続けてて。(今は体調的にもちろんできないですよ)
結構夜の付き合いとか多くてタクシー帰りになることも多かったんですけど、
そしたら筋トレなんか辞めればいいじゃないですか。
仕事優先して。
ところが、タクシー帰りしてあんま寝てない日とかに筋トレ続けてて、
どんどん疲れ溜まってってるのに具合悪くなり出すまで筋トレやってて。
当時は「筋トレ続けなきゃいけない」っていう妙な責任感にかられてて。
話のオチに持ってきづらいんですけど、
うつ病になりやすい人は責任感強い人多いんですよ。
モテか非モテかは意外とうつ病へのなりやすさと関係ない
非モテの人の方がうつ病になりやすそうじゃないですか?
意外と関係ないですね。
モテの人でもなる人はなるし、非モテの人でもなる人はなります。
ちなみに私は非モテです。
知人の話になるんですけど、私小学校4年生までシドニーで育ってまして。
2年生の頃と4年生の頃にStephanyっていうもう絵にかいたお人形さんの様に可愛い白人の女の子がいたんですね。
19歳位になってからFacebook始めてシドニー住んでた頃の友達とまた繋がるようになって、StephanyともまたFacebook上で繋がれまして。
めっちゃ美人になってまして。
24歳位の頃に、シドニー住んでた頃の日本人の友達が向こうの友達連れて日本に遊びに来て、一緒にその辺ぶらぶらしてたんですよ。
したら一人オージーがいてどこの小学校行ってたのか聞かれて、答えたら、Stephanyってわかる?って聞かれて、ああ可愛かったからよく覚えてるよって言ったら、俺昔付き合ってたんだよねって言われて。
多分相当モテないとStephanyレベルの子って付き合えないんですよ。
実際そのオージーバンドでボーカルとかもやってて、結構ヤリチ〇で。
でも27歳位になった頃、そのオージーがうつ病発症したって聞いて。
しかも3回目。
他にも、高校の同級生でもう多分5年位うつ病で休んでるS田って子がいます。
行方不明になっちゃってます。
ふっつーにイケメンです。
高校の時なんか超リア充で、彼女も学年で5本の指には入るんじゃないかって位可愛かった子と付き合ってました。
女の子でも結構仲良い子がいるんですけど、
彼氏いない期間が無いくらいモテてた子で、
でも社会人になってからうつ病発症してましたね。
結論何が言いたいのかというと、モテと非モテとうつ病へのなりやすさは意外と関係ないんですよ。
職場環境次第ではどんな人でもうつ病になりえる
うつ病になりやすい人についてつらつらと書いていきましたが、
どんなに屈強な人でも職場環境次第ではうつ病になりえます。
バスケで実業団まで行った元上司
私が会社員やってた頃の形式上の営業やってる上司でK崎さんという人がいました。
バスケが鬼の様に上手く、高校受験も大学受験もバスケの推薦で通ってました。
社会人もあるメーカーにバスケで入って実業団のメンバーとしてプレーしてました。
ただ途中から結果が出せなくなり、営業の仕事をするようになり、私が元いた会社に転職してきました。
こんだけ体育会系の人だったらうつ病とかならなそうじゃないですか?
フィジカル・メンタル両方強そうだし。
実際私が働いてた頃も朝早くから終電まで毎日仕事していました。
ところが、ある時期凄いパワハラ上司にあたって、
毎日怒鳴り散らされて夜の付き合いとかも遅くまでさせれられてって生活送ってたら、
胃潰瘍と十二指腸潰瘍になり、うつ病になって何週間か会社休んでたらしいです。
何週間とかで戻ってこれた辺りは流石体育会だと思いましたが、
セミプロレベルでバスケやってた様な人でもうつ病になったりするんだなって思いました。
超明るかった元上司
私が会社入社して一番最初の上司の話です。M國さんと言います。
めっちゃ面白くて、頭も良いし、特にスポーツとかやってたわけじゃないんですけど、
体も強くて無理がきく人だったんですね。根アカでした。悪い言い方すると、宗教的な不自然な明るさも持ってました(実際に宗教に入っていた)。
ところが、丁度私が入社して彼が上司だったころに彼が担当していたユーザー(名前書けば絶対わかるような会社)が全社的に注目されていました。それ位売り上げがそのユーザーだけで年何十億とか行くようなレベルのユーザーと商品だったんですよ。
製造からも、技術からも、上司からも、工場長からも、役員や社長レベルからも注目されてて、物凄いプレッシャーを本人が感じていたみたいです。
彼一人で回してる様な部署だったため、相談する相手もいなく、全て一人で判断・決定していました。
一時期あまりのプレッシャーに「これうつ病か?」って症状が出てたらしいです。
まとめ
どうでした?
うつ病になりやすい人ってのは確実にいて、
その共通項もあるんですけど、
そうじゃない人でも職場環境次第ではうつ病に簡単になってしまう、
ということをお伝えしたかったのです。
この記事が誰かの参考になりますように。。。
それでは!