johnathanTのブログ〜双極性障害について〜

どうも!ジョナサンのブログです。精神疾患を患ってる方へのサポートが少しでも出来るようなブログを発信していこうと思います。

向精神薬の急な減薬や薬の変更には注意!離脱症状で死にかけた話。

スポンサーリンク

毎度お世話になります、ジョナサン(Twitter:@Johnathan_cbf)です!

 

さて、今回からは心機一転転院することになり、

Yメンタルクリニックというところで治療を受けることになります。

2017年の3月半ばからの話です。

転院するまでの話はこちらの記事に詳しく書いています。

www.johnathantbipolar.com

ここで私の病名が正式に「双極性障害」になりました。

この時点では二回目の休職に入って、

1年4ヶ月が経過している段階です。

退職期限は2018年5月頭です。

 

先生が優秀なのと、相性が比較的良いと感じているので、

2019年12月現在までずっとYメンタルクリニックから病院を変えていません。

変えようとも思いませんでした。

 

この記事ではYメンタルクリニックに転院して、

初診で薬の変更や減薬をした結果、

離脱症状(薬を減らしたり、切った時に出る反動)で死にかけたことについて書きます。

 

この記事はこんな方におススメです。

・これから薬の減薬や減量をしようとしている方

・これから転院する予定の方

離脱症状がどんな感じか知りたい方

・自己判断で減薬/断薬しようとしている方

・多剤併用で治療されている方

 

転院した初日

転院する前の処方

セロクエル(一般名:クエチアピン)100mg×1錠

・酸化マグネシウム錠330mg×2錠

テグレトール(一般名:カルバマゼピン)錠100mg×1錠

コントミン糖衣錠(一般名:クロルプロマジン)25mg×2錠

リボトリール錠( 一般名:クロナゼパム)1mg×3錠

サイレース(一般名:フルニトラゼパム)2mg×1錠

リーマス(一般名:炭酸リチウム)200mg×2錠

トリプタノール錠(一般名:アミトリプチリン塩酸塩)10×1錠

 

8種類処方されてますね。

セロクエル(一般名:クエチアピン)は抗精神病薬で就寝前に飲むと眠りやすくなります。

酸化マグネシウムは下剤です。メンタルの薬は基本便秘になります。

テグレトール(一般名:一般名 カルバマゼピン)は気分安定薬で、躁状態を抑えます。

コントミン糖衣錠(一般名:クロルプロマジン)は抗精神病薬で、夕食後に飲むと寝つきがよくなります。

リボトリール( 一般名:クロナゼパム)は抗不安薬(依存性も離脱症状も強い)で、夕食後に飲むと寝つきがよくなります。

サイレース(一般名:フルニトラゼパム)は強い睡眠導入剤です。

リーマス(一般名:炭酸リチウム)は気分安定薬で、気分の波を安定させるのに使います。

トリプタノール(一般名:アミトリプチリン塩酸塩)は古くて強い抗うつ薬です。

訴えた症状

・1時間位散歩できるのと市営のジムに行ける(あの時の体力よ戻って来いって感じです)

・4時ごろ目が覚めてそこから眠れてるのか眠れていないのかわからない感じ

・元々はあまり夢を見なかったけど、毎日夢をいくつか見る

・2~3週間具合悪いのが続いて、数日比較的安定して、また2~3週間具合悪いのが続いてを繰り返している。

 

具合悪い時の症状

・気分が猛烈に悪くなる

・気分の落ち込み/ふさぎ込み

・ぐるぐる過去のこと思い出してうつになったり、何思い出しも嫌な気分になったりする

・自分のこと凄いダメだと思ったり、くずだと思ったりする

・焦り

・何も考えたくなくなる

・具合悪くなるととにかく過去のことばかり考えてしまう

・寝起きの気分が悪い

・気分が異様に高ぶるのが数時間続く時がたまにある

・具合が悪くなるとちょっと活動しただけですごい疲れる

初めての診察

入社してからのこれまでの経緯や、

症状について話しました。

恐らく双極性障害だろうと言われ

双極性障害の人は発達障害や大人の自閉症等も合併して持っている人が多いと説明されました。

双極性障害発達障害の関係についてはこちらの記事に詳しく書いています。

www.johnathantbipolar.com

光や音や継続的にぐるぐる回ってるもの(電子レンジの中など)が気になっていないか聞かれました。

音には昔から敏感で、予備校の自習室等で近くの人が物書いてる時の音で、集中できなくなったこと等話しました。

あと、子どもの頃のこととかも聞かれました。

飲んでる薬の量・種類共に多いから少し減らそうということになりました。

 

前通っていたIメンタルクリニックのI田先生から嫌われて、

2月分と3月分の途中までの傷病手当書いてもらえなかったことを話しました。

特定の文面をH先生に書いてもらえれば、

2月分と3月分の途中までの傷病手当の受給ができることを伝えました。

普通にああ書いとく書いとくって言ってもらえ、

凄く安心しました。
I田先生と初めて話した時から感じてた不信感の様なものは、

H先生からは感じませんでした。

まあこの先生だったら大丈夫かなって感じでした。

転院して初診で処方された薬

エビリファイ(一般名:アリピプラゾール)1mg×2錠

・マグミット330mg×2錠

リーマス(一般名:炭酸リチウム)100mg×2錠

トリプタノール(一般名:アミトリプチリン塩酸塩)10×1錠

リボトリール( 一般名:クロナゼパム)0.5mg×2錠

サイレース(一般名:フルニトラゼパム)2mg×1mg

セロクエル(一般名:クエチアピン)100mg×1錠

 

テグレトールコントミンが切られました。

リーマス(一般名:炭酸リチウム)も半分に減薬です。

リボトリール( 一般名:クロナゼパム)は三分の一に減薬です。

エビリファイ(一般名:アリピプラゾール)が追加されてます。抗精神病薬で難治性のうつなどに使うと説明されました。

 

結構量減らしましたね。

種類も8種類から7種類に減っています。

 

私「離脱症状とか大丈夫なんですか?」

H先生「リボトリール離脱症状出るから切ってないよ。他は大丈夫だと思う」

結論、大丈夫じゃなかったです。

転院して一週間後

初診から一週間後に訴えていた症状

正直処方変えたその日から、

眠りの質悪くなってるなとは思いました。

 

一週間後に訴えていた症状はこんな感じです。

・一週間前からまた具合悪い期に入っている

・気分の落ち込み、落ち着かない、額がじわじわする

 

額がじわじわするって投薬治療始める前の身体症状が戻っています。

 

・ぐるぐる過去のこと思い出したりする

エビリファイ(新しく出された薬)が効いてて、寝起きの気分の悪さが軽くなってる

離脱症状エビリファイの副作用か寝つきが悪くなってる

 

離脱症状エビリファイの副作用も両方あって寝つきが悪くなってたんだと思います。

初診から一週間後に処方された薬

前回処方された時と同じ種類・量の薬が処方されました。

とりあえず一週間じゃわからないから、

もう二週間ほど様子を見ようと言われました

転院して三週間後

初診から三週間後に訴えていた症状

・薬変えてから逆に悪化してる(疲労感・頭痛希死念慮

・疲れやすさとか運動した後の疲労が数日続く。朝疲れで起きれない。

・あらゆるうつ症状が出てた。

・過去の自分を凄い責めたり、何考えてもうつになったり嫌になったりする

・落ち込みが出る

 

疲労感や頭痛など身体症状がどんどん、

投薬治療を受ける前の状態に戻ってますね。

ジムとか行くと、翌日朝疲れが残って起きれなかったのを覚えています。

初診から三週間後に処方された薬

・マグミット錠330mg×2錠

リーマス錠(一般名:炭酸リチウム)100mg×2錠

トリプタノール錠(一般名:アミトリプチリン塩酸塩)10×1錠

サイレース(一般名:フルニトラゼパム)2mg×1錠

セロクエル(一般名:クエチアピン)100mg錠×1錠

リボトリール錠( 一般名:クロナゼパム)1mg×3錠

コントミン糖衣錠(一般名:クロルプロマジン)25mg×2錠

テグレトール錠(一般名:カルバマゼピン)100mg×1錠

 

大分変りましたね。

というか、リーマス(一般名:炭酸リチウム)を半分に残したままで、

転院前の処方にほぼ戻っています。

一日中寝てるようになる

薬の処方はほぼ元に戻しました。

そしたら元の体調に戻ると思うじゃないですか?

ところが、そうならないんですよ!

むしろ悪化して、疲労感がつきまとい、

一日中寝てるようになります。

布団から出れませんでした。

しかも激しい希死念慮付きですよ。

死にかけました。

転院して五週間後

初診から五週間後に訴えていた症状

・気分の落ち込み、過去を思い出してゆううつになる、何考えても嫌になる

・薬最初に一回減らしたり変更してから朝起きれなくなってる

・疲れやすさがまだ残ってる

・一日中寝てる

・首筋が痛い

 

一日中寝てたりとか、投薬治療始める前の段階よりひどくなってますよね。

首筋が痛いとかも、うつの身体症状でよくあります。

身体症状が戻ってます。

長時間の散歩やジムでの運動がそれ以来出来ない

たった一回の急な減薬や薬の変更をしてから、

疲労感が取れなくなりました。

もうそれ以降2019年12月現在に至るまで、

長時間の散歩やジムでの運動はできないままです。

めっちゃ疲れやすくて、疲れが残ります。

今できる運動は近所のスーパーの往復10分程度です。

医師の指示の上での減薬や薬の変更でもこうなる

医師が多分離脱症状とかでないって言って、

その上で判断して減薬したり薬の変更をしても、

死にかけました。

自己判断で薬減量したり種類減らそうとする人とか自殺行為ですよ?!

絶対やめましょう。

離脱症状というより元の症状に戻る

今回に引き続き、この後も抗うつ薬減薬したり、抗精神病薬減薬したりしました。

離脱症状」が出るっていうよりは、単純にその薬を飲み出す前の元の症状に戻ってしまうっていう感覚でした。

しかもその後、結局減薬失敗して薬を元に戻そうとするのですが、その薬を飲んでいた頃の元の状態には完全には戻りませんでした。

それだけ減薬や断薬はリスキーなのです。

急な減薬や薬の変更には要注意! 

たとえ医師の指示の上で、急な減薬や薬を変更する場合でも、

「本当に大丈夫ですか?」と聞いておいた方が無難かと思います。

じゃないと私の様に、元はジムで運動したり1時間程度散歩出来ていても、

急な減薬や薬の変更のせいで、もうそれが出来なくなってしまうことになるかもしれません。

 

向精神薬の副作用と依存性と離脱症状についてはこの記事に詳しく書いています。

www.johnathantbipolar.com

 

この記事が誰かの参考になりますように。。。

 

それでは!