johnathanTのブログ〜双極性障害について〜

どうも!ジョナサンのブログです。精神疾患を患ってる方へのサポートが少しでも出来るようなブログを発信していこうと思います。

転院したい方へ。言いづらい転院を申し出て何とか成功させた話。

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お世話になります、ジョナサン(Twitter:@Johnathan_cbf)です!

 

二回目の休職に入って、

引っ越しをし、メンタルクリニックを変えて、

初めて投薬治療を開始しました。

何度も書いてますがそれまでは、一回目の休職からずっと、

処方された薬を飲んだふりして飲んでませんでした。

 

投薬治療を始めて最初の半年間の経過や、

効果や副作用等はこの記事に書いています。

www.johnathantbipolar.com

 

元々投薬を開始したメンタルクリニック(Iメンタルクリニックとしておきましょう)のI先生は、あまり信頼が置けず、安心して投薬に専念できませんでした。

 

この記事では、本格的にI先生への不信感が募り、

転院するまでの話を書いていきたいと思います。

その間の処方や、症状、出来事等も書きたいと思います。

 

期間で言うと、2016年10月頃~2017年3月頃の話です。

休職期間は11ヶ月程度経過しています。

 

精神科分野では担当の先生との相性等で悩んでる方も多いと思います。

 

この記事はこんな方におススメです。

・今通っているメンタルクリニックに不信感が募ってる方

・転院しようか悩んでる方

・転院の仕方がわからない方

・ダメな先生の具体例を知りたい方

 

 募る不信感

病名がはっきりしない

最初は躁鬱病と言っていたのに、出してくる薬がめちゃくちゃなので、

私「結局躁鬱病なんですか?」と聞いても

I先生「違うかもしれない」

と答えるだけで、はっきりした病名を付けてきませんでした。

処方される薬がどんどん増えていき

処方される薬の種類がどんどん増えていきます。

最初の診察では2種類だけでした。

結局転院する頃には8種類まで増えました。

不信感を感じ、

私「どこまで薬増えてくんですか?」

I先生「ジョナサンさんは病人じゃないと思ってる!」

私「なんでですか?」

I先生「病気の人は、先生に処方薬とかも任せて、何も言わないものです」

 

意味がわからないですよね。

ロジック皆無です。

薬が効きにくい理由が

薬沢山飲んでるのになかなか精神症状が良くならなかった頃、

私「薬効きにくい体質なんですかね?」

I先生「うん、ジョナサンさんは前の病院でも薬飲んでなかったから、薬効きにくいんだと思いますよ」

 

このロジック意味不明じゃないですか?

具合が悪いのにアルバイトを勧めてくる

急に、

I先生「ジョナサンさん清掃のアルバイトとかどうですか?」

私「(内心は?!と思いつつ)元の会社に戻りたいんですけど」

I先生「とにかく働くことが大切なんですよ」

私「、、、、、、、」

 

何考えてたんでしょうね、この先生

朝の気分が猛烈に悪いと訴えたら

寝起きや朝の気分が猛烈に悪いことを訴えました。

そしたら、

I先生「そういうものだと思って慣れてください」

 

いや、慣れとかじゃないだろ!

治してくれよ!

処方してくる薬にすごいクセがある

薬飲むようになって段々こっちもネットとかで勉強するようになると(本当はあまりやり過ぎない方が良い)、先生が出してくる薬のクセみたいなのがわかってくるようになるんですよね。

 

古い薬ばっかり処方してきて、

新しいタイプの薬は一切出してこないんですよね。

 

一回、

私「SSRI(新しいタイプの抗うつ薬)とかって出してもらえないんですか?」

I先生「SSRIはハッピードラッグです」

という謎理論を展開されました。

SSRIは今はうつ症状とかを抑える第一選択肢の薬です。

先生からもやりづらいと言われるようになる

古い薬ばかり処方してくるんで、

処方できる薬に限界が出てくるんですよね。

 

こっちも少し勉強してるんで(本当はあまりよくない)、

私「セロクエル双極性障害うつ状態に効く薬、一般名:クエチアピン)とかだしてもらえないですか?」

I先生「ジョナサンさんやりづらいんですよね。そうやって薬のリクエストとか出されると。そういう人は病気じゃないと思ってるんですよね」

 

向こうも私をやりづらいと思いだし始めています。

2ちゃんねるで検索かけると出てくる出てくる

このクリニックにしようと思ったきっかけは、

病院検索のサイトとかあるじゃないですか?

口コミとか評価とかも見れる。

そのサイトでの評価が高かったから、

Iメンタルクリニックにしたんですよね。

 

でもなんか診察重ねるごとにおかしいな、

あのサイトでの評価とか思って。

 

2ちゃんねるで検索かけたんですよね。

「千葉県の精神科スレ」みたいなのが見つかって、

過去スレ読んでると結構叩かれてるんですよね。

「薬づけにされた」とか

「こっちの話全く聞いてない」とか

「転院したいと言ったら、急に不機嫌になった」とか

「患者を見下してる」とか。

 

やっぱりって感じでしたね。

投薬開始して9ヶ月経過した症状

訴えた症状

・うつ症状が一通り出てる

・焦り、自死することを考えたり、気分の落ち込み、気分悪くなったりする

・自分のこと過度にダメだと思ったり、絶望感がある

・いきまないと便が出ない

 

精神症状は投薬開始時と比べても相変わらずってところですね~。

結構ヤバい症状出てますね。

便が出ないのは、向精神薬の種類が増えて、

副作用で便秘になってるんだと思います。

投薬開始して9ヶ月経過して処方された薬

・酸化マグネシウム錠 330mg×2錠

テグレトール錠( 一般名:カルバマゼピン) 100mg×1錠

コントミン糖衣錠(一般名:クロルプロマジン) 25mg×2錠

セレネース(一般名:ハロペリドール)0.75mg×2錠

リボトリール錠 (一般名:クロナゼパム)1mg×3錠

サイレース(一般名:フルニトラゼパム)1mg×1錠

リーマス(一般名:炭酸リチウム)200mg×2錠

トリプタノール(一般名:アミトリプチリン塩酸塩)10×1錠

 

まあぱっと見て確かに多いですね。(しかし現在は11種類飲んでます)

こりゃ便秘にもなるわ。

 

テグレトール( 一般名:カルバマゼピン)は、双極性障害躁状態を抑える薬です。

コントミン(一般名:クロルプロマジン)は抗精神病薬で、夕食後に飲むと寝つきがよくなります。

セレネース(一般名:ハロペリドール)は統合失調症とかに使う古い薬で、

Ⅰ田先生が大好きな薬でしたが、私には効きませんでした。

リボトリール(一般名:クロナゼパム)は抗不安薬(依存性や離脱症状が強い)で、夕食後に飲むと寝つきがよくなります。

サイレース(一般名:フルニトラゼパム)は強い睡眠導入剤です。

リーマス(一般名:炭酸リチウム)は双極性障害の気分の波を抑える薬です。

トリプタノール(一般名:アミトリプチリン塩酸塩)は古くて強い抗うつ薬です。双極性障害躁鬱病)の人には通常あまり出すなと言われています。

精神症状は最悪なのにジムで運動できていた不思議

いや、今考えると本当に不思議な時期がありましたね~。

丁度、投薬治療を始めて8ヶ月経過したあたりから、

一時間程度の散歩が毎日出来るようになりました。

 

丁度その頃から家の近くにある、

市営のジムで週2~3回程度運動出来るようになってたんですよ!

ベンチプレスとかやってました。

 

でもうつ症状とかばんばん襲ってくるんですよ。

精神症状は最悪でした。

 

不思議ですね~。

 

紆余曲折を経て今は、

散歩10分も出来るか出来ないかです。

ジムで運動なんか夢のまた夢です。

その代わり、精神症状は軽くなっています。

転院しようか悩み始める

先生と話してるだけで疲れるようになる

徐々に、I先生と話してるだけで疲れるようになります。

その疲れも数日取れません。

I先生から攻撃されようもんなら、

もうストレスしか感じません。

本当にここで治療してて大丈夫なのかと思いだし始めます。

転院しようか悩む

悩みましたね。

転院先がIメンタルクリニックより酷い所だったらどうしよう、

ってのがありました。

後、転院したいって先生に凄い言いづらいんですよ。

転院することにする

決め手

I先生と私と母親で三者面談をしたいことを申し出ました。

メンタルクリニックって普通親とか身内の人面談の時呼んでも、

大丈夫じゃないですか?

 

I先生「そこはまずはしっかりとジョナサンさんから、説明をしてください」

と言われ、三者面談を断られました。

 

 ここじゃだめだと思いました。

後、私の場合二回目の休職中で、

退職期限が2018年5月に控えていました。

元の会社に復職したい気持ちが強かったです。

 

そうこうあって転院することにしました。

他の市のメンタルクリニックを調べる

ん~どうやら私が住んでる市では、

Iメンタルクリニックが一番マシなようですね。

病院検索のサイトで見ても、他のクリニックはもっと叩かれてるし、

2チャンネルで見ても、他のクリニックはもっと叩かれています。

 

他の市を当たるようになります。

 

ただ、中々評判良い所が無い!!

どうした千葉県!!(笑)

ただ一軒だけ、最寄り駅からそんな遠くなく電車で行けて、

ネット上の評判も良さげなところがありました。

Yメンタルクリニックという所です。

予約が2ヶ月待ち

Yメンタルクリニックに電話をかけました。

新規患者はその時点では予約は2ヶ月待ちと言われました。

「まじか。。。」

その予約を逃すと、次の予約は3ヶ月待ちになると言われ、

2ヶ月後の予約を抑えてもらいました。

診療情報提供書(紹介状)を必ず持ってくるように言われました。

I先生に診療情報提供書(紹介状)を作って欲しいと伝える

先生に伝える

診療情報提供書(紹介状)を書いてくれって凄い伝えづらいんですよね~。

めっちゃ気まずい。

Yメンタルクリニックの受付にそのことを相談したら、

セカンドオピニオンが欲しいからと主治医の先生に伝えてる患者さんが多い

と言われ私もそれを採用することにしました。

 

丁度Yメンタルクリニックの診察予定日の一ヶ月前だったでしょうか。

私「セカンドオピニオンが欲しいんで、紹介状書いて頂きたいんですけど」

I先生は不意打ちを打たれ、しかし不敵な笑みを浮かべていました。

I先生「2週間程度下さい。後、来週採血させてください。」

私「2月分の傷病手当書いて頂きたいんですけど」

I先生「気持ちはわかります」

私「(内心は?!ってなりながら)え、書いてもらえない場合があるんですか?」

I先生「ですから気持ちはわかります」

 

といつもの謎の理論を持ち掛けてきました。

一週間後

採血されたのと(多分薬飲んでるかチェックしに来てたんだと思います)、事情聴取をされました。

I先生「大学の頃はアルバイトとかはしていましたか?」

私「飲食店で3年弱アルバイトしていました」

I先生「飲食店で働かれたらどうですか?」

私「(もうなんなんだよこの人と思いながら)折角大学出たんで違う職種に就きたいです」

I先生「(露骨に不機嫌になる)そうですか。」

私「2月分の傷病手当書いて頂きたいんですけど」

I先生「ジョナサンさんが傷病手当受けるべきかどうかは、よく吟味する必要があります」

またわけのわからないことを言ってきました。

二週間後

傷病手当出ないと本当に困るんで、

めっちゃ低姿勢で行きました。

 

診療情報提供書(紹介状)を渡され、

I先生「ダメですよ、ジョナサンさん、飲食店で働きたくないとか」

私「はい、反省してます。」

私「私Iメンタルクリニック通い出してから、ずっと先生の言うこと忠実に聞いてて、薬とかも指示通り飲んでたんですよ。本当に先生のこと信じてました。だから傷病手当書いてもらえませんか?」

I先生「ジョナサンさん病気じゃないもん。大体ずっと薬飲んだふりして会社休んでたとか言っとくけど詐欺だからね?!ジョナサンさんがやらなきゃいけないことは、仕事のグレードを落としてでも働くこと。そりゃ若い男が家でごろごろしてたら具合も悪くなりますよ」

すっとI先生は立ち上がり、

早く出てけと促してきます。

もうしょうがない、退散しようとしたら、

その瞬間聞こえよがしに「XXさーん!」って感じで追い出されました。

とことん嫌な奴でした。

診療情報提供書(紹介状)をぼろくそ書かれる

本当は勝手に見ちゃいけないんですが、

封筒を開けてこっそり見ました。

 

ぼろくそ書かれてました。

 

「金銭面への執着が強い」だとか

「兄のことを社畜と呼ぶ」だとか

昔の発言を揚げ足取られて書かれていました。

 

先生に信頼して話した家族の話とかも、

色付けて書かれていました。

 

正直見なきゃよかったなと思いました。

傷病手当を書いてもらえなかった場合の対処法

さて、非常に困りました。

先生が2月分と転院するまでの3月分の傷病手当を書いてくれません。

 

会社の人事に相談をしたら、会社の健康保険組合の方に連絡してくれ、

対処法を教えてくれました。

 

2017年の2月1日~2月28日までの傷病手当の申請書と、

2017年の3月1日~3月14日までの傷病手当の申請書を用意します。

その上で、転院先の先生に、

2月1日~2月28日までの症状と、3月1日~3月14日までの症状が、

現在診断している症状と同じくらいであると推測できる 

という文面を書いてもらうだけで大丈夫だそうです。

 

実際転院先のYメンタルクリニックの先生に頼んで、

そのように書いてもらったら、I先生が書いてくれなかった期間の傷病手当の受給が出来ました。

 

裏技ですが、要チェックですよ!!

今当時を振り返って思うこと

医者と合わないんじゃなくてその医者に問題があるだけ

私もIメンタルクリニック通ってた頃、「医者が合わない」って思ってたんですけど、

今思うとただ単にI先生に問題があっただけだなって思います。

友だちとかでも転院した話とか聞いてると、

やっぱ医者の方に問題があるなと感じました。

精神科って医学界のヒエラルキーの中で一番下らしいんですよね。

そもそも、他の科で通用しなかった人が消極的に精神科に来る傾向があります。

今通ってるYメンタルクリニックの先生も、優秀なんですが、

消去法で精神科を選んだって言ってました。

まあスタートの時点で変な人とか使えない人が多いんですよね。

だから、合わないっていうより「問題がある」医者が他の科よりどうしても多くなってしまうんだと思います。

見切り付けたらとっとと転院しましょう

いや、わかるんですよ。

「転院先も先生合わなかったらどうしよう」とか。

転院先も先生合わなかったら、

合うまで転院し続ければいいじゃないですか。

まあそこまでのエネルギー無い方には、

無責任にこんなこと言えないですけど。

 

あと、「先生に転院したいって言いづらい」っていうので、

ずるずる先延ばしにしてる方も多いと思います。

非常にわかります。

私も非常に言い出しづらかったし、勇気がいりました。

ただ、通院自体にストレス感じだすと、

治療に悪影響出るだけだと思います。

言いづらい人は私が使った「セカンドオピニオンが欲しい」って体で行けばいいと思います。

 

私はもっと早い段階で転院しておけばよかったなと思っています。

症状が良くならない限り処方薬はどんどん増えてく

転院したいと思ったきっかけのひとつに、

どんどん薬増やしてくるってのがあったんですよね。

転院前は8種類処方されてました。

 

今別のYメンタルクリニックに通っているのですが、

2019年12月現在、11種類薬処方されてます。

ただ、Iメンタルクリニックと違って、

種類増やす際にはきちんとした説明とかがあります。

 

結局どこのメンタルクリニック行っても、

症状が良くならない限り、

薬の種類も量もどんどん増えていくんだなって思いました。

 

この記事が誰かの参考になりますように。。。

 

それでは!