こんにちわ!ジョナサン(Twitter:@Johnathan_cbf)です!
今回の記事では、うつ病や躁うつ病(双極性障害)の療養中にやっておいてよかったことを書こうと思います。
自己紹介しますね。
現在、双極性障害の治療中のため無職です。
2012年入社で、2014年1月~9月まで(当時の診断では)うつ病で一回目の休職をしました。
復帰したのですが、2015年11月~2018年5月まで二度目の休職の末、退職しました。最初は反復性うつ病性障害と診断されたのですが、2017年3月頃に双極性障害に診断が変わって以来、双極性障害で療養しています。
一回目の休職期間と合計すると、4年11ヶ月療養しています。
最初からずっと双極性障害だったという説も濃いのですが、
一応うつ病で当時診断が出ていたので、うつ病も経験しています。
うつ病や躁うつ病(双極性障害)の療養中にやらなければよかったことは、こちらの記事に詳しく書いています。合わせて参考にして下さい。
www.johnathantbipolar.com
寛解してない私に、まともに働けていない私に、やっておいてよかったことなんか語られても響かねーよって思われる方もいらっしゃると思います。
その通りだと思います。
しかし、4年11ヶ月という長い年月の中で、やっておいてよかったなと思うことも確かにあり、それを文章に残したいという気持ちが強いので、お許しください。
この記事はこんな方におススメです。
人の一生分は小説を読んだこと
私元々あんまり小説読まない人間だったんですね。
大学入ってからはちらほら遠藤周作の小説読んだりしていたんですけど。
小説あんま読まない人なら、多分わかると思うんですけど、
小説一杯読む人に引け目感じちゃうんですよね。
あと、小説ってジャンルはどうしてもマウントの取り合いになりやすいというか、
ある程度読んでていても更に読んでる人からマウント取られがちです。
何のために小説読んでるんだよって話になっちゃうんですけどね。
どうしてもそういうので、自分の中で引っ掛かる部分があったんで、
療養中で小説とか読める体調の時はひたすら小説を読んでいました。
流石に4年11ヶ月とかひたすら小説読んでいると何百冊レベルで小説読めます。
「疲れないの?」って思われる方もいらっしゃると思うのですが、
意外と読書って休憩ちゃんと挟めばそんなに疲れないです。
私の場合、30分読んで30分休んでを無限に繰り返していたんですけどね。
少なくともテレビ見たり、スマホで2チャンネル見たりするよりかは脳内疲労たまらないと思います。
それこそ村上春樹からドストエフスキーまで古今東西の小説読めました。
何を得られたか?と聞かれると難しくて、「文学的教養」としか答えられませんが、少なくと、この4年11ヶ月、時間を無駄にした感はあまりありません。
多分ちょっとやそっと文学かじってる人からももうマウント取られることもないだろうし、引け目感じることも無いと思います。
小説読むの苦手って人もいると思うんですけど、村上春樹から入るからそうなるんです。
一回「宇多田ヒカル 文学」とかで検索してみて下さい。
宇多田ヒカルが凄い文学に明るくて、彼女チョイスの小説は凄い面白かったです。
というわけで、療養中の方やこれから療養に入られる方で、時間の潰し方わからない方は、是非読書をお勧めします。
ネトゲとか携帯ゲームとかするよりは、生産的で疲れない時間を過ごせると思います。
何読んで良いのかわからない方にオススメの一冊は、中島らもの「今夜、すべてのバーで」です。
Google Adsenseの規約に触れない範囲で概要を説明すると、
主人公がアルコール依存症で入院してから退院するまでの話です。
「依存」というものについて深く考えさせられます。
あと、筆者の中島らもが灘高校を出ているのですが、さすが灘高校出身だけあって、
文体に頭の良さが出ています。
小説とかあまり読まない友達に勧めても、結構反響良かったので、是非!
規則正しい生活を送ったこと
もちろん本当に具合悪い時とか、疲労感が激しい時はずっと寝てますよ。
でもそうじゃない時期は、なるべく夜寝て朝起きてって生活を送ってました。
昼夜逆転生活にはしてませんでしたね。
寛解していないんで、この生活が正しいのかどうかはわかりません。
ただ、メンタルの治療では一般的に朝方日光浴びるのが良いとは言われています。
後、昼夜逆転生活してると、「本当に廃人になった感」出てくると思うんですよね。
そういうのは、規則正しい生活送ってると無いです。
ストレッチだけでも毎日していたこと
一回目の休職の時は普通にプール行ったり、散歩したり運動出来てました。
ところが、二回目の休職入ってからは全く運動出来ません。(出来てる時期もあったけど)
どれくらい運動出来ないかというと、散歩10分するだけで激しい疲労感を感じます。
やばいですよね?
このまま毎日運動してない生活してたら太るし、糖尿病のリスクとか上がると思うんですよね。
ただ私は、中学生位の頃から毎日ストレッチをするのが習慣になっていて、ストレッチ位だったら今の体力でもなんとかできます。(二回目の休職に入った当初は、そのストレッチするのさえ億劫だったし疲労感を感じた)
ストレッチ毎日やってるせいか、全く体重は太っていません。
腹も出てないなりに出ていますが、そこまで出ていません。
主治医の先生も驚くレベルです。
ストレッチおススメです。
疲労感が強かったりする人は5分で良いんで毎日ストレッチを取り込んでみてください!
自転車買ったこと
精神を病める方や、疲労感が強い方、体力が極端に無い方は絶対自転車買いましょう!
めっちゃ助かってます。
徒歩だと買い物がキツイエリアまで自転車だったら簡単にいけるし、
ちょっとした(本当にちょっとしたになるのですが)遠出も出来るので、
気分転換も出来ます。
うつ病や躁うつ病(双極性障害)の療養中の方は是非自転車を買いましょう。
疲労感は強いですが、ちょっと自転車で出かける位なら私でも何とか出来ています。
繋がりたかった人とまた繋がれたこと
精神病んでても、療養中でも今どうしているのか気になる人って、男女問わずいるもんなんですよ。
私は死ぬまでに、何とか今どうしているのか知りたい人、また繋がりたい人が三人いました。
一人は高校の頃の同級生で連絡が取れなくなった子です。(N君としておきましょう)
一人は高校の頃凄い好きだったけど、結局アプローチ出来ずに終わった子です。(Uさんとしておきましょう)
もう一人は、私がシドニーに住んでいた頃(生まれてから小学校4年生までシドニーで育ちました)、小学校3年生の頃にクラスが一緒だった日本人のKaito(現地校に通っていたのですが、日本人も少数いた)という子です。
N君の場合
私が大学二年生の終わりごろから全く連絡が取れなくなりました。
数百回レベルでメール送ったり電話したりしたのですが、返信は無く。
丁度退職したあたりから、彼の実家に電話かけたりしたのですが、本人には代わってもらえず。
手紙を書いて、年賀状も出しました。
その後も何度か実家に電話したら、ついに本人と話すことが出来ました。
なんと、本人と会うことも出来ました。(2020年2月現在計3回会うことに成功しています)
もう一生会えないだろうと思っていた友人とまた繋がれて本当に良かったです。
詳しくはこの記事に書いてます。引きこもりや、連絡が完全に途絶えてしまった友人がいる方は是非読んでみてください。
www.johnathantbipolar.com
Uさんの場合
Uさんは高校の同級生で、一年生の頃だけ同じクラスでした。
めっちゃタイプだったので、本気で好きだった時期があります。
当時の私は割かしコミュ障で、好きな女の子にアプローチとか出来るタイプとかじゃなかったんですよね。
勇気を振り絞って、何回かメールした程度です。
挨拶とかはしてましたが、ほとんど話していません。
色々あってその子のことは諦め、卒業してしまいました。
でも卒業後もずっと気になってました。
丁度、退職する間際に偶然卒アルを開く機会があってその子の写真を見てしまいました。
当時の感情や後悔が戻ってきました。
ラインだけは知っていたので、連絡また取ってみようか数週間悩みました。
女友達とかにも相談して、まあライン位だったら良いんじゃない?って言われたので、連絡取ることにしました。
連絡を取ったのですが、意外と普通に返信くれるし、自分の近況(精神の病で休職していて、もうじき退職すること)等を話しても引かれませんでした。
本当に嬉しかったです。
後日電話にも出てくれました。
昔好きだったこととかも電話で伝えたら、凄く驚いてました。
まあこんな感じでUさんともまた繋がることが出来ました。
正直N君とUさんとまた繋がれて、もういつ死んでも良いです。
本当にそう思っています。
もし療養中の方でまた繋がりたい方とか気になる方とかいたら、
ダメ元でも良いからまた連絡取ってみることを勧めます。
良い奴だったら、あなたの状況を知っても、繋がれます。
なんでKaitoが今どうしてるのか気になってるかっていうと、
アルバムとか開いた時に、私が多分幼稚園位の頃から知ってる仲なんですよね。
それで小学校三年生の頃のクラスに3人いた日本人の中の一人だったんですね。
ぶっちゃけめっちゃ意地悪されて、あんまりKaitoに良い思い出ありませんでした。
てかむしろちょっと嫌な思い出の方が多いです。
それでもボーイスカウトとかも一緒にやってたり、合宿とか一緒にいったりしてて、
やっぱ縁があるヤツだったんですよね。
小さい頃から知ってる人って、今幸せなのか不幸なのかどっちでも良いから、今どうしてるのか気になりません?
私は凄い気になってたんで、開きたくもないMessenger開いて、Kaitoに連絡取りました。
結果はシカトです。
向こうも多分あんま私のこと好きじゃないんでしょう。
Kaitoはまだシドニーに住んでいるため、
シドニーにまだ住んでいる日本人の友達に捜索をお願いしているところです。
別にまた繋がれなくて良いから、今どうしているのかだけでも知りたいです。
死んでませんように。
お酒やタバコを控えていたこと
完全に断っていたわけではありませんよ。
友達が私の住まいの最寄り駅まで来てくれた時は、
付き合い程度にお酒飲んだりしましたし、
スモーカーの友達と会う時は何本かタバコもらってました。
大学時代比較的ヘビースモーカー(一日一箱程度喫煙)だったのでわかるのですが、
タバコって絶対脳によくないんですよね。
タバコを吸うと、脱力感に襲われたり、本当にゆううつ感に襲われたり、何もする気が起きなくなったりする時があります。
そうじゃなくて、覚醒時ももちろんあるんですけど、回数で言うと少数です。
実際、喫煙者の方が、非喫煙者よりもうつ病患者が多いそうです。
お酒は元々強い方では無かったので、あまり飲んでいませんでしたね、療養中。
実際お酒と向精神薬の相性はあまり良くないらしく、向精神薬の効果を強めたり弱めたりするらしいです。
酔っぱらってる状態で睡眠導入剤とか飲むと記憶飛ぶとか言いますしね。
お酒やタバコが気分転換になっちゃってる人に無理に辞めろとは言えませんが、
辞めると確実に節約にはなりますよ(笑)
まあ後どのメンタルクリニック行っても、お酒とタバコは控える様に言われると思います。
以上、うつ病や躁うつ病(双極性障害)の療養中にやっておいてよかったことを書きました!
この記事が誰かの参考になりますように。。。
それでは!